おちい)” の例文
佐藤一斎のいわゆる俗情におちいらざるこれをかいというと教えたのはこの点であって、如何いかに外部の圧迫が強くとも、己の心にいさぎよしとせざることに従わぬところを俗情におちいらずというのである。
自由の真髄 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)