“塩鰺”の読み方と例文
読み方割合
しほあぢ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
湯村はこの日、朝ツからかんが立つて、妹ばかり叱つて居た。塩鰺しほあぢの塩加減、座敷の掃除、銅壺どうこに湯をらしたの、一々癪に触る。襦袢の洗濯を忘れて居たのでは、妹が泣出すほど叱り付けてやつた。
茗荷畠 (新字旧仮名) / 真山青果(著)