“塩叺”の読み方と例文
読み方割合
しほがます100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
機関車の後には、四りやうばかりの無蓋むがいトロッコが連結して、その四台のトロッコには、米俵や、野菜や、郵便や、塩叺しほがますが積み込まれて、山へ行く営林署の樵夫きこりが五六人、寒さうに俵に腰をかけてゐた。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)