塙検校はなわけんぎょう)” の例文
和学講談所の塙検校はなわけんぎょうのほかにあり得ないと思われるが、ただ、その声の出るところが、いずれの方面だか見当がつきません。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「そうしてみると、やっぱり眼あきはめくらにかず……塙検校はなわけんぎょうにからかわれるのもやむを得ない」
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「めあきは不自由なものだと、塙検校はなわけんぎょうが言った」
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)