トップ
>
埤雅
>
ひが
ふりがな文庫
“
埤雅
(
ひが
)” の例文
また河童が馬を
困
(
くる
)
しむる由諸方で言う。支那でも蛟が馬を害した譚が多く、『
埤雅
(
ひが
)
』にその俗称馬絆とあるは、馬を
絆
(
つな
)
ぎ留めて行かしめぬてふ義であろう。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
明の
李時珍
(
りじちん
)
がその著『本草綱目』に「按ズルニ
陸佃
(
りくでん
)
ガ
埤雅
(
ひが
)
ニ云ク、蕉ハ葉ヲ落サズ一葉
舒
(
ノブ
)
ルトキハ則チ一葉
蕉
(
カ
)
ル、故ニ之レヲ蕉卜謂フ、俗ニ乾物ヲ謂テ巴ト為ス、巴モ亦蕉ノ意ナリ」
植物一日一題
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
木王園
(
もくわうゑん
)
の木王は
梓
(
あづさ
)
であつた。
埤雅
(
ひが
)
に所謂「梓為百木長、故呼梓為木王」であつた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
“埤雅”の解説
『埤雅』(ひが)は、北宋の陸佃によって編集された辞典。全20巻。主に動植物について説明した書物である。
(出典:Wikipedia)
埤
部首:⼟
11画
雅
常用漢字
中学
部首:⾫
13画