垢相くそう)” の例文
成実論じょうじつろん』に曰く、「この心は念念に生滅して煩悩をまたず」と。また曰く、「この心心時にすなわち滅すればいまだ垢相くそうあらず、心時に滅しおわらば、垢はなんの染するところぞ」
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)