トップ
>
垂穂
ふりがな文庫
“垂穂”の読み方と例文
読み方
割合
たりほ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たりほ
(逆引き)
安煙草
(
やすたばこ
)
の
匂
(
におい
)
のかわりに、稲の甘い
香
(
か
)
が耳まで包む。日を一杯に吸って、目の前の稲は、とろとろと、
垂穂
(
たりほ
)
で居眠りをするらしい。
若菜のうち
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
而
(
そう
)
して此頃では、むッといきれの立つ
堆肥
(
たいひ
)
の小山や、
肥溜
(
こえだめ
)
一ぱいに
堆
(
うずたか
)
く
膨
(
ふく
)
れ上る青黒い下肥を見ると、彼は其処に
千町田
(
ちまちだ
)
の
垂穂
(
たりほ
)
を眺むる心地して、快然と豊かな気もちになるのである。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
垂穂(たりほ)の例文をもっと
(2作品)
見る
垂
常用漢字
小6
部首:⼟
8画
穂
常用漢字
中学
部首:⽲
15画
“垂穂”で始まる語句
垂穂波
検索の候補
垂穂波
“垂穂”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
泉鏡花