“たりほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
足穂42.9%
足穗28.6%
垂穂28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田にはまた足穂たりほ垂れ、風のまに
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
地は荒れて、見よ、ここに「饑饉ききん」の足穗たりほ
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
そうして此頃では、むッといきれの立つ堆肥たいひの小山や、肥溜こえだめ一ぱいにうずたかふくれ上る青黒い下肥を見ると、彼は其処に千町田ちまちだ垂穂たりほを眺むる心地して、快然と豊かな気もちになるのである。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)