坑長こうちょう)” の例文
撫順ぶじゅんは石炭の出る所である。そこの坑長こうちょうを松田さんと云って、橋本が満洲に来る時、船中で知己ちかづきになったとかで、その折の勧誘通り明日あす行くと云う電報を打った。汽車に乗ると西洋人が二人いた。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)