“土地(とこ)” の例文
「ねえ貴下、私(わたくし)はなんの因果で弱小(けち)な土地(とこ)に生れたんでしょう。もうもうほんとに愛想が尽きたんですよ。」
金時計 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「さうだつか、そないえゝ土地(とこ)やつたら往(ゆ)きまつさ、出し物は何(なに)と何(なに)とにしまひよう。私(わて)『紙治(かみぢ)』の炬燵(こたつ)が演(や)つてみたうおまんのやが、英吉利にも炬燵がおまつしやろか。」