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団欒
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まとい
ふりがな文庫
“
団欒
(
まとい
)” の例文
旧字:
團欒
文士卓にはもう大勢
団欒
(
まとい
)
をしていて、隅の方には銀行員チルナウエルもいた。そこへ竜騎兵中尉が這入って来て、平生の無頓着な、
傲慢
(
ごうまん
)
な調子でこう云った。
世界漫遊
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ユリウス・ダビット
(著)
酒
酣
(
たけなわ
)
になった頃、ふと下島がその席へ来合せた。めったに来ぬ人なので、伊織は金の催促に来たのではないかと、
先
(
ま
)
ず不快に思った。しかし金を借りた義理があるので、
杯
(
さかずき
)
をさして
団欒
(
まとい
)
に入れた。
じいさんばあさん
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
親しかりし
団欒
(
まとい
)
は
散
(
あら
)
けぬ。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
“団欒”の意味
《名詞》
団欒(だんらん)
車座に座ること。
家族や親しい者が集まって楽しく、あるいは、和やかに過ごすこと。
(出典:Wiktionary)
団
常用漢字
小5
部首:⼞
6画
欒
漢検1級
部首:⽊
23画
“団欒”で始まる語句
団欒的