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回漕
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かいそう
ふりがな文庫
“
回漕
(
かいそう
)” の例文
「大学はかつておれを非難した、おれが藩の御用船で米を
回漕
(
かいそう
)
させたといって非難したが、その一条の申しひらきを聞きたいな」
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
傭
(
やと
)
うべき駄馬の背も見つからなかった。従って、当面の必要なもの以外を和船の
回漕
(
かいそう
)
に
委
(
ゆだ
)
ねたのも
止
(
や
)
むを得ない事情であった。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
気仙沼
(
けせんぬま
)
にまわし、
御蔵米
(
おくらまい
)
と称して自分年貢の米を江戸へ
回漕
(
かいそう
)
している、これはたしかな事実だが、これらについても、江戸の重職の意見が聞いておきたいと思う
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
“回漕”の意味
《名詞》
船舶を利用して貨物を輸送すること。
(出典:Wiktionary)
回
常用漢字
小2
部首:⼞
6画
漕
漢検準1級
部首:⽔
14画
“回漕”で始まる語句
回漕店