“四相”の解説
仏教における四相(しそう, catvari laksama)とは、因果関係のうちに成立する現象(有為法)が、現在の一瞬間のうちに呈する生(jati)、住(sthiti)、異(jara)、滅(anityata)の4つの相状(有為相;saṅkhāra-laksama)であるという説一切有部の主張。「生住異滅」ともいう。生・住・異・滅のそれぞれが、説一切有部の五位七十五法の一要素である。
律蔵などの経典では、生は必ず滅に至る、という生者必滅が説かれていた。これに対し、アビダンマッタ・サンガハおよび阿含経は、時間的な継続を考慮に入れ、生と滅のあいだに住を挿入し、生・住・滅の三相(さんぞう)を説いた。のちに説一切有部を含む中期以降の仏教で、生・住・異・滅の四相に展開する。
(出典:Wikipedia)
律蔵などの経典では、生は必ず滅に至る、という生者必滅が説かれていた。これに対し、アビダンマッタ・サンガハおよび阿含経は、時間的な継続を考慮に入れ、生と滅のあいだに住を挿入し、生・住・滅の三相(さんぞう)を説いた。のちに説一切有部を含む中期以降の仏教で、生・住・異・滅の四相に展開する。
(出典:Wikipedia)