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囓付
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かみつ
ふりがな文庫
“
囓付
(
かみつ
)” の例文
と
囓付
(
かみつ
)
くように仰いました。その時、私は奥様と目を見合せて、言うに言われぬ
嫌
(
いや
)
な気持になりましたのです。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
お町も少しは安心いたしましたが、さりとて眠ることもならず、其の儘にして
居
(
お
)
ること一日二日、いよ/\熊も
囓付
(
かみつ
)
く様子がありませんので大分気も落着きました。
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
人と見たら
囓付
(
かみつ
)
くべき猛獣が、私の命を助けるとは此の上の
恩誼
(
おんぎ
)
はない、辱けない/\、さア熊よ、お前はもう
宜
(
よ
)
いから早く元の穴へお戻り、うか/\して
居
(
お
)
ると
猟人
(
かりゅうど
)
のために撃たれるぞよ
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
囓
漢検1級
部首:⼝
24画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“囓”で始まる語句
囓
囓切
囓合