“嚔(くしゃめ)” の例文
呼吸(いき)を詰めて、うむと堪(こら)えて凍着(こごえつ)くが、古家(ふるいえ)の煤(すす)にむせると、時々遣切(やりき)れなくなって、潜(ひそ)めた嚔(くしゃめ)、ハッと噴出(ふきだ)しそうで不気味な真夜中。
霰ふる (新字新仮名) / 泉鏡花(著)