トップ
>
嘸々
>
さぞさぞ
ふりがな文庫
“
嘸々
(
さぞさぞ
)” の例文
平生
(
へいぜい
)
の学問
浅薄
(
せんぱく
)
にして、至誠天地を感格する事出来申さず、非常のここに立至り申し候。
嘸々
(
さぞさぞ
)
御
愁傷
(
しゅうしょう
)
も遊ばさるべく拝察
仕
(
つかまつ
)
り候。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
『お父様もよく何人も女を…………。
嘸々
(
さぞさぞ
)
私のお母様が墓の中で泣いて居る事で御座りませうよ。それに、新聞に攻撃せられても平気でよく市役所に出られますね』
死線を越えて:01 死線を越えて
(新字旧仮名)
/
賀川豊彦
(著)
森御老人之事、くれぐれ御案じ上候。猶ほあなた様方も御留守
者
(
は
)
嘸々
(
さぞさぞ
)
御配意と存じ申候。学士院之選挙人と申候。いかゞ相成候哉と存候。此方よりは出し置候事候。先は右一応之御礼迄申上候。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
と新太郎君も
嘸々
(
さぞさぞ
)
と察し入った。
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
嘸
漢検1級
部首:⼝
15画
々
3画
“嘸”で始まる語句
嘸