“善尼”の読み方と例文
読み方割合
ぜんに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこの奇特な長者の後家が、まことに信心のふかい善尼ぜんになので、彼の望みをかなえてやろうと、林の中に、一つの草庵をつくり、食物はあげるから、思うさま念仏してお暮らしなさいといった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)