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啜
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すヽ
ふりがな文庫
“
啜
(
すヽ
)” の例文
阿母さんも居ない
留守
(
るす
)
に兄を
逃
(
にが
)
して遣つては、
何
(
ど
)
んなに阿父さんから
叱
(
しか
)
られるかも知れぬ。貢さんは
躊躇
(
ためら
)
つて
鼻洟
(
はなみづ
)
を
啜
(
すヽ
)
つた。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
男達は嬉しさうにそれを迎へて、乏しい晩飯を済ますと、横になって、静かに泡盛を
啜
(
すヽ
)
る。さう云ふ生活を繰り返して居る彼等は、自分達の生活を惨めだとも考へない。
奥間巡査
(新字旧仮名)
/
池宮城積宝
(著)
啜
漢検1級
部首:⼝
11画
“啜”を含む語句
啜泣
啜上
啜込
鼻啜