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哮
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た
ふりがな文庫
“
哮
(
た
)” の例文
すると、グレプニツキーは、相手の顔をじっとみつめていたが、見る見る絶望の表情ものすごく、胸をかきむしって、
咆
(
ほ
)
え
哮
(
た
)
けるような声を出した。
紅毛傾城
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
続いて足を払はれし馬十は、歯を剥き眼を怒らして床上に打ち倒ふれつ。振り上ぐるわが刀を見上げつゝ吠え
哮
(
た
)
けるやう。おのれ横道者。おぼえ居れ。奈美女は最初よりわが物なり。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
真斎は
蟇
(
がま
)
みたいに両
肱
(
ひじ
)
を立てて半身を乗り出し、
哮
(
た
)
けるような声を出した。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
哮
漢検1級
部首:⼝
10画
“哮”を含む語句
咆哮
吼哮
哮々
哮吼
哮立
大咆哮
攖咆哮