うなり)” の例文
閃めく白虹はっこう。間一髪に才蔵は飛んで、姿は宙に消えてしまった。と、その瞬間に白狼うなりして飛びかかる。それをかわして颯と切る。——ウオと一声吠えながら、まりのように地に転がる。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)