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呻吟
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うなり
ふりがな文庫
“
呻吟
(
うなり
)” の例文
私はいつもの周蔵でないように怖ろしかった。周蔵は薬を飲むとまた苦しそうに
呻吟
(
うなり
)
出した。私は家へ帰ろうかと思ったが、いかにも周蔵の苦しんでいるのを見捨てて帰るに忍びなかった。で
黄色い晩
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
異教の寺の晩鐘の
呻吟
(
うなり
)
のやうに高らかに、
然
(
しか
)
しさびしく
北原白秋氏の肖像
(新字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
象の戯れるやうな
濤
(
なみ
)
の
呻吟
(
うなり
)
は
メランコリア
(新字旧仮名)
/
三富朽葉
(著)
象
(
ざう
)
の
戯
(
たはむ
)
れるやうな
濤
(
なみ
)
の
呻吟
(
うなり
)
は
メランコリア
(旧字旧仮名)
/
三富朽葉
(著)
“呻吟”の意味
《名詞》
呻 吟(しんぎん)
苦しくてうめくこと。
(出典:Wiktionary)
呻
漢検1級
部首:⼝
8画
吟
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
“呻吟”で始まる語句
呻吟声
呻吟中
呻吟聲
呻吟籠居
呻吟転輾