味噌濾みそこし)” の例文
勝手元では鼠が味噌濾みそこしや鍋をがたがたさせる音にまじって、水道の水がぽたぽたと落ちる音がした。この寒さではその下が氷っているに違いないと彼女は思いながら、子供の身の上の寒さを案じた。
不幸 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)