呉博士くれはくし)” の例文
是等に関する英書は随分あつめたもので、殆ど十何年間、三十歳を越すまで研究した。呉博士くれはくしと往復したのも、参考書類を読破しようという熱心から独逸語を独修したのも、此時だ。
予が半生の懺悔 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)