呂韻りょいん)” の例文
なおその呂韻りょいんに異常な熱を加えてくると、かれの胸底にひそんでいる剣侠的な情感は、笛のあなを破るばかりな覇気をおびてほとばしる。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)