“吸揚”の読み方と例文
読み方割合
すいあげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
井戸というのは、下田の家（うち）と、林の家と、柴田の家と三軒でかこまれた三四十坪許（ばか）りの空地の隅にあって、この三軒の者が共同に使用している吸揚（すいあげ）ポンプの装置をした井戸であった。
誰が何故彼を殺したか (新字新仮名) ／ 平林初之輔(著)