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名聞
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めいぶん
ふりがな文庫
“
名聞
(
めいぶん
)” の例文
「明らかに道場やぶりに来たようでしたし、海保さんたち三人が負けたものですから、道場の
名聞
(
めいぶん
)
のためにどうしても勝たなければならなかったのです」
花も刀も
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
しかし、深く考えて見れば、一時の勢いと
名聞
(
めいぶん
)
にこだわって、憎み得ない同士が、
屍
(
かばね
)
を積み、城を焼き、以って、一生の事終れりとなすなどは、実に愚である。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
両親
(
ふたおや
)
ともとうに無くなって、他に兄弟と云うものもないので、親類の老人達は彼に結婚させようとして
煩
(
うる
)
さく勧めたが、彼はそれに耳を傾けないし、また、彼に財産の多いのと
名聞
(
めいぶん
)
があるのとで
赤い花
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
すると、聖護院のなにがしと、日頃は、もっともらしい
名聞
(
めいぶん
)
もある一僧が
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
お手柄の
名聞
(
めいぶん
)
に相成ろうかと存じますが
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“名聞”の意味
《名詞》
世上のうわさ。評判。名声。
名声を得るために体裁を繕うこと。
(出典:Wiktionary)
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
聞
常用漢字
小2
部首:⽿
14画
“名聞”で始まる語句
名聞心
名聞利養
名聞好
名聞利得
名聞利要