同鬱どううつ)” の例文
これを捨てず、これを刑せず、もし愛情と同鬱どううつの友となって、よく用い、また善導しつつ、いまの糜爛びらん社会に何らかの用途と生きがいをも与えて、ともに、世を楽しむ工夫はないものか。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)