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同郷
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どうきょう
ふりがな文庫
“
同郷
(
どうきょう
)” の例文
あの帆村荘六という奴は、わしと
同郷
(
どうきょう
)
でな、ちょっと或る
縁故
(
えんこ
)
でつながっている者だが、すこし変り者だ。
什器破壊業事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
其翌年の春、彼女は
同郷
(
どうきょう
)
の者で姓も同じく商売も兄のと
似寄
(
によ
)
った男に縁づいたことを知らして来た。秋十月の末、ある日
丸髷
(
まるまげ
)
に
結
(
ゆ
)
った
血色
(
けっしょく
)
の好い若いおかみさんが尋ねて来た。とめやであった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
この老人は
同郷
(
どうきょう
)
の出身ですが、衛生隊員として出征せられていたので、後に園長がX線で体内の
弾丸
(
たま
)
を見たときにも立合い、また戦場の秘話を園長から聴きもした方です。
爬虫館事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
同
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
郷
常用漢字
小6
部首:⾢
11画
“同郷”で始まる語句
同郷人
同郷的愛着