“吉坊主”の読み方と例文
読み方割合
きちぼうず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「この中へひとつ詰めておもらい申したいんだ。なあに、近所に医者もあるにはありますがね、素姓すじょうの知れた医者の方が安心だから、それで吉坊主きちぼうずにことわって、わざわざ先生のところまで貰いに来ました」
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)