合本がっぽん)” の例文
「へえ。初号がついて居りますから、まアお目にかけられます。おや、どこへ置いたかな。」と壁際に積重ねた古本の間から合本がっぽん五六冊を取出し、両手でぱたぱた塵をはたいて差出すのを
濹東綺譚 (新字新仮名) / 永井荷風(著)