“台詞書”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せりふが50.0%
せりふがき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
スキンナアは汽車中の二時間ばかしで、今度の持役の台詞せりふを、すつかり記憶おぼえ込む積りで、外套の大きな隠しから台詞書せりふがきを引張り出した。そして低声こごゑでそれを暗誦あんしようし出した。
稽古場の読合せなどの時さへ一寸でも間があると、台詞書せりふがきを膝に開げたまゝで夢の国へ遊びに行きます。
(新字旧仮名) / 喜多村緑郎(著)