“可哀(かええ)” の例文
その声は嗄(しゃが)れていてぎごちなくて、銹びた錠前のようだった。「俺(わし)は可哀(かええ)そうなベン・ガンだよ。この三年間も人間と口を利いたことがねえんだ。」
可哀(かええ)そうな実直な商売人めがこれまで出くわしたことのある中でも一番不仕合せな目に遭ったじゃねえか! おい、ジェリー坊、お前(めえ)著物を著てな、おれが靴を磨いてる間
宝を手に入れられる海図をわっしらに渡して貰(もれ)えましょう。それから、可哀(かええ)そうな水夫らを撃ち殺したり、寝てる間に頭に孔をあけたりするのは、やめて貰えましょう。
もしおれに邪慳(じゃけん)な女房さえなかったならだ、そいからこの可哀(かええ)そうな子供に邪慳なおっ母さえなかったならばだ、おれあ、先週なんざあ、悪いように祈られたり、目論(もくろみ)の裏をかかれたり
このヒスパニオーラ号じゃずいぶたくさん人が殺されたよ、——お前や己がブリストルで乗り込んでからこっち、可哀(かええ)そうに死んじゃった水夫はとてもたくさんなものだ。