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可哀
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かあ
ふりがな文庫
“
可哀
(
かあ
)” の例文
可哀
(
かあ
)
いい娘が白い
布
(
ぬの
)
を干しているのだろう、というほどの意で、「否をかも」は「否かも」で「を」は調子のうえで添えたもの、文法では感歎詞の中に入れてある。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
一首の意は、夜の床でも可哀いい妻だが、昼日中でもやはり
可哀
(
かあ
)
いくて忘れられない、というので、その言い方が如何にも素朴
直截
(
ちょくせつ
)
で愛誦するに
堪
(
た
)
うべきものである。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
「かなしき」は、心の
切
(
せつ
)
に動く場合に用い、此処では
可哀
(
かあ
)
いくて
為方
(
しかた
)
のないという程に用いている。「児ろ」の「ろ」は親しんでつけた接尾辞で、複数をあらわしてはいない。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
可
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
哀
常用漢字
中学
部首:⼝
9画
“可哀”で始まる語句
可哀想
可哀相
可哀気
可哀氣