“古衣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふるぎ50.0%
ふるぎぬ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古衣ふるぎを売つたこともあり、書籍、事によつたら古本を売つたこともあるかも知れない。わたくしは高敏の事跡を知らむがために、曾て浅草源空寺に往つて、高橋氏の諸墓を歴訪した。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
裂織さきおり」といって、古衣ふるぎぬを裂いて織り込む厚い布があります。すたれ物のよい利用で、見違えるようによみがえってきます。主として炬燵掛こたつがけに用いられます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)