“口騒”の読み方と例文
読み方割合
くちざわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんな口騒くちざわめきの中で、ひとり黙然とこなたを見すます陣座羽織に腹巻すがたの派手やかな人が、当の新田義貞らしかった。なに思ったか、義貞はちょっと馬を返して来た。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)