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口繩坂
ふりがな文庫
“口繩坂”の読み方と例文
読み方
割合
くちなはざか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くちなはざか
(逆引き)
口繩坂
(
くちなはざか
)
は寒々と木が枯れて、白い風が走つてゐた。私は石段を降りて行きながら、もうこの坂を登り降りすることも当分あるまいと思つた。
木の都
(新字旧仮名)
/
織田作之助
(著)
中寺町のお寺の境内の蝉の色を隠した松の老木であつたり、
源聖寺坂
(
げんしやうじざか
)
や
口繩坂
(
くちなはざか
)
を緑の色で覆うてゐた木々であつたり——私はけつして木のない都で育つたわけではなかつた。
木の都
(新字旧仮名)
/
織田作之助
(著)
口繩坂(くちなはざか)の例文をもっと
(1作品)
見る
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
繩
部首:⽷
19画
坂
常用漢字
小3
部首:⼟
7画
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