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口紅
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べに
ふりがな文庫
“
口紅
(
べに
)” の例文
百合子の
口紅
(
べに
)
が、ラツパについてゐたのを知らず口にして百合子に笑はれた時のことを滝本は思ひ出して何やらヒヤリとする思ひに打たれて口を
喊
(
つぐ
)
んだ。
南風譜
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
口紅
(
べに
)
や
白粉
(
おしろい
)
の薄化粧をほどこしているさま、敢て魔神の
呪
(
のろ
)
いを身にうけんとして来た化粧としか思われません。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
若い女は、髪の毛こそ、根が切れて乱れていたが、まだ生きてるように、化粧の
白粉
(
おしろい
)
や
口紅
(
べに
)
が浮き立っていた。紫いろになった唇をチラと噛んで笑っているのである。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「貸してくんな。へへへへ
口紅
(
べに
)
がついているぜ」
銀河まつり
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
呪いの闇を払った
曙
(
あけぼの
)
を象徴する一点の
口紅
(
べに
)
。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“口紅”の解説
口紅(くちべに、lipstick)は、人がメイクアップをする際、唇を彩るために使われる化粧品の一種。多くはスティック状である。
(出典:Wikipedia)
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
“口紅”で始まる語句
口紅棒