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口合
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くちあい
ふりがな文庫
“
口合
(
くちあい
)” の例文
というような
口合
(
くちあい
)
に近いものを除いては、他の大部分はすべて想像の
鎖
(
くさり
)
もしくは感動のメロディとも名づくべきものにさしかえた。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「左様さ、陶の方は、どう罵っても差支えない。材料が足りなければ
口合
(
くちあい
)
をして事実を
捏造
(
ねつぞう
)
しても構わん。しかしそれだけで無罪になりそうか」
湖畔
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「あれさ、それだけはよして頂戴よ。ししょう……もようもない、ほほほ。こりゃ、これ、かみがたの
口合
(
くちあい
)
や。」
開扉一妖帖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
魚のえらを離しさまに手の小指を少し
怪我
(
けが
)
しけるが痛みは苦にせねど何がな
口合
(
くちあい
)
がいいたさに
南無三
(
なむさん
)
、手を鯛のえらでいわしたア痛い、これはえらいたい、さてもえらい鯛じゃといったが
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“口合”で始まる語句
口合式