双鶴そうかく)” の例文
基経は姫のひつぎに、香匳こうれん双鶴そうかくの鏡、塗扇ぬりおうぎ硯筥すずりばこ一式等をおさめ、さくらかさね御衣おんぞ、薄色のに、練色ねりいろあやうちぎを揃えて入れた。
姫たちばな (新字新仮名) / 室生犀星(著)
「ありがとう、そなたという鶴もいてくれて双鶴そうかくじゃ。」
津の国人 (新字新仮名) / 室生犀星(著)