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博戯
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ばくぎ
ふりがな文庫
“
博戯
(
ばくぎ
)” の例文
平常は程よくつつみかくしている獣的な個性までを
遺憾
(
いかん
)
なくさらけ出して惜しまないことも、
博戯
(
ばくぎ
)
に今昔の差はありません。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
公式の宴が終わった後で、李陵・衛律らばかりが残って牛酒と
博戯
(
ばくぎ
)
とをもって漢使をもてなした。そのとき任立政が陵に向かって言う。漢ではいまや
大赦令
(
たいしゃれい
)
が降り万民は太平の
仁政
(
じんせい
)
を楽しんでいる。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
猥談
(
わいだん
)
、酒談、
博戯
(
ばくぎ
)
、悪事と諸芸、道楽の百般にわたって、この老人の
該博
(
がいはく
)
さは、驚くべきものだった。
無宿人国記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そんな社会で知り合になった茶屋の
女将
(
おかみ
)
と、
博戯
(
ばくぎ
)
をして夜を明かしたとか、時によると、昨夜はなつかしい切支丹屋敷へ忍んで、一晩、昔の家で寝て来たとか、とにかく
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“博戯”の意味
《名詞》
賭けを伴うような勝負事。
(出典:Wiktionary)
博
常用漢字
小4
部首:⼗
12画
戯
常用漢字
中学
部首:⼽
15画
“博戯”で始まる語句
博戯事