“南組”の読み方と例文
読み方割合
みなみぐみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南組みなみぐみ堀江橋際ほりえばしぎわの家で、もう丸二年ほど、ほとんど全く世間との交通を絶って暮らしているのである。
最後の一句 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
市中到る處太郎兵衞の噂ばかりしてゐる中に、それを最も痛切に感ぜなくてはならぬ太郎兵衞の家族は、南組みなみぐみ堀江橋際ほりえばしぎはの家で、もう丸二年程、殆ど全く世間との交通を絶つて暮してゐるのである。
最後の一句 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)