トップ
>
卒中
>
そつちう
ふりがな文庫
“
卒中
(
そつちう
)” の例文
それから両人は互に文通して、励まし合つてゐたが、
幾
(
いくばく
)
も無くスタインホイザアが
瑞西
(
スイス
)
のベルンで
卒中
(
そつちう
)
で
斃
(
たふ
)
れて
了
(
しま
)
つた。
リチャード・バートン訳「一千一夜物語」に就いて
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ブラ下げたに違ひありません。病氣は何んで死んだか、そいつは醫者でなきやわかりませんが、多分
卒中
(
そつちう
)
か何んかで頓死したのを、最初にその死んだのを
銭形平次捕物控:229 蔵の中の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「はい、それがあなた、三週間前に
卒中
(
そつちう
)
でおかくれになりましてね。」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
『醫者は
卒中
(
そつちう
)
だといふが、卒中で死んだ者の身體が
斑
(
まだら
)
になる筈はない——』といふのが投げ文の文句ですよ。
銭形平次捕物控:144 茶碗割り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
十年も前から
懇意
(
こんい
)
にして居ますが、上根岸の源三郎
店
(
だな
)
に居る、喜六といふ男で、——まだ四十七になつたばかりですが、昨日の朝
卒中
(
そつちう
)
にやられて、後が女房に子達が六人
銭形平次捕物控:060 蝉丸の香爐
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
ちつとも面白かありませんよ、そのうへ言ふことが宜い、いづれ十八になつたばかりの玉ちやんが、酒毒か
卒中
(
そつちう
)
で死んだことになるだらうよ——と吐かしましたぜ、え、親分、それを
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「ツイ二十日前に、主人が
卒中
(
そつちう
)
で死んだばかりだから、無理もないが——」
銭形平次捕物控:149 遺言状
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
あの娘は
卒中
(
そつちう
)
や
癲癇
(
てんかん
)
ぢやない。
銭形平次捕物控:162 娘と二千両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
卒中
(
そつちう
)
ぢやないか」
銭形平次捕物控:051 迷子札
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“卒中”の意味
《名詞》
卒中(そっちゅう)
脳溢血や脳梗塞・脳血栓など脳の血液循環の障害により意識を失って倒れ、昏睡状態になる症状。
(出典:Wiktionary)
卒
常用漢字
小4
部首:⼗
8画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“卒中”で始まる語句
卒中症