“午眠”の読み方と例文
読み方割合
ひるね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此処に三人抱程の素晴しき無花果の大木三本あり。三頭の馬を其一本に繋ぎ、余等三人は他の一本の下に毛布を敷いて坐し、昼食ちうじき午眠ひるねしての前後四時間を此無花果樹下に費しぬ。
「少し午眠ひるねでもおしよ。お前もさぞ草臥くたびれるだろう」
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)