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午後
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ひる
ふりがな文庫
“
午後
(
ひる
)” の例文
それできょうも朝五銭、
午後
(
ひる
)
に六銭だけようやくかせいで、その六銭を今めし屋でつかってしまった。五銭は昼めしになっているから一
文
(
もん
)
も残らない。
窮死
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
なアに
午後
(
ひる
)
からだつていゝ、若し絵具が塗り切れなくつても、下書さへしてゆけば、あとは自家へ帰つてからでも出来るから……と、そんなことを呟きながら——。
清一の写生旅行
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
午後
(
ひる
)
からは病院に通勤する朝の内だけは、内科と外科としかるべき助手を両名使って、なお詰めかける患者を引受け切れず、外神田に地を選んで、住所の町名をそのまま
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
嘉門は
午後
(
ひる
)
からやって来て、今は夜、夜になっても、仲々去らず、去らせようともせず、奥の座敷の酒宴の席は、涌き立つように賑わってい、高張を二張り門に立てて、砂を敷き盛砂さえした
剣侠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
子らは
午後
(
ひる
)
過
(
す
)
ぎをかへりゆく
忘春詩集:02 忘春詩集
(新字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
“午後(午前と午後)”の解説
午前(ごぜん)と午後(ごご)は、正子(真夜中)と正午(真昼)を境界にした時刻の区分である。時刻を12時間制で表現する場合は「午前」または「午後」を付加する。
(出典:Wikipedia)
午
常用漢字
小2
部首:⼗
4画
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
“午後”で始まる語句
午後五時
午後六時
午後中
午後の茶
午後一時
午後二時
午後四時
午後四時半
午後四時頃
午後二時半頃