“十尋”の読み方と例文
読み方割合
とひろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
数十間真直に聳えた幹の根元は、それ全体が瘤のように円く膨らんで、十尋とひろに余るほどの大きさだった。その根元の所から小さな若芽が幾つも出て、真直に伸びて行った。
楠の話 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)