十々六とどろく)” の例文
番頭、用人といえばいかめしいが、いずれも能太夫、狂言方、連歌俳諧師はいかいし、狂言作者などの上りで、そのなかには島田十々六とどろくという品川本宿の遊女屋の次男坊までいた。
鈴木主水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)