北隅きたすみ)” の例文
そして、なんとその弾丸線は、笹木邸の北隅きたすみを貫いているのである。しかも弾丸線のぶつかった塀の下こそは、部下の多田刑事が、薬莢をひろってきた地点だったではないか。
省線電車の射撃手 (新字新仮名) / 海野十三(著)