“北極狐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほくきよくぎつね50.0%
アークチック・フォックス50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
向ふのすみには痩た赤ひげの人が北極狐ほくきよくぎつねのやうにきよとんとすまして腰を掛けこちらのはすかひの窓のそばにはかたい帆布はんぷの上着を着て愉快さうに自分にだけ聞えるやうなかすかな口笛を
氷河鼠の毛皮 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
ただ訪れたものは一匹の北極狐アークチック・フォックスのみで、これも陸上では極めてありふれたものであるが、氷群の上にはまれである。