北曲輪きたくるわ)” の例文
同志のひとり三原隼人はやとが、忍び上手なので、城壁をこえてまぎれ入り、城中北曲輪きたくるわの天神池のそばにある主君の獄舎まで、内外の連絡をとるために行くことになった。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)