“化者”の読み方と例文
読み方割合
ばけもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「青屋と申す者は化者ばけものにて候を、年寄より外存ぜず候。人間は生れぬ先の事は正しく存ぜず候故に、化けて人交り仕り候」とか
賤民概説 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
法というものは不増不減のものだが、教えというものは融通変化ゆうずうへんげ、自由自在でなければならん。法は本体じゃ、教えは化者ばけものじゃ。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)